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人はみな、己を非凡と、泣き叫ぶ

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何かを夢見る一人の男が、だらだらと吐き続ける小さな場所、おもに東方やらガンダムやのssなんぞを投下します

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ある人に贈った霖魔理のSS、黒歴史の遺産たるマウンテンサイクルより発掘

  • 2009.07
  • 28

Edit3

 最近、あの写真を見つけた。まだ彼女が小さかった頃の写真だ。
 今の彼女を抱っこすることは簡単なことではないが、あの頃はまだ片手でも持ち上げられる体重だった。まあ、当の本人に言ったら顔を紅魔館よりも赤くして起こるんだろうけど。
 写真を見つめて物思いにふけっているとその本人が出てきた。どこから侵入してきたんだか、それとも合鍵でも盗んだんだか、後者でないことを期待して写真を見せたら、こんなものいつ撮ったんだって返ってきた。
 そうか、もう忘れちゃったか。

 まだこっちに来て間もないころ、何かと里でお世話になった霧雨の親父さんが妻子を連れて祝いに来てくれた。
 調子者で口達者な夫と里で一番の美人とされる妻、間に生まれた魔理沙がどうなるか見ものだ。多少父親の口達者が家族に感染しているのは厄介だが。
「では、森近霖之助の霧雨魔法店魔法の森支店、もとい香霖堂の始業を記念して…」
「親父さん、勝手に自分の店にしないでください…」
「いいじゃないの、どうせここじゃ儲からないだろうし、師匠夫婦が面倒見てあげるって言ってるのよ」
 相変わらずの会話。まったく、これじゃ魔理沙の行く末も知れている。二人の厄介なところだけ受け継いだらお嫁にいけないんじゃないか?
「…」
「…魔理沙、どうかしたの?ほら、おかーさんが抱っこしてあげる」
「……がいい」
「ん、どうしたんだ?」
 親父さん、何もそんなに魔理沙に近寄らなくても…気になるって言うのはわかるが
「霖之助のところがいい…」
 え?

 結局僕の仏調面とその変な顔を見つめる魔理沙という奇妙な構成の写真が出来上がった。それがいま手元にあるコレってこと。ちなみに最初に撮った一枚はお得意さんがいつの間にか懐に大事そうに持っていた。落し物を拾ったなら持ち主に返すのが筋だと思うんだが。
 久々に昔話をしたら二人してあの夫婦を思い出してた。なんだか滑稽なので笑ってしまった。
  なんだかんだいってそのあと彼女は魔法に憧れて里を抜け出しこっちに引越してどこぞの祟り神に魔法を習ったらしい。そこら辺のころから僕の所に頻繁に来るようになった。
 ついにはあの親父さんに縁を切られて、もうお見合いのたぐいは無理だね、と呟くと、変な物をもらう癖のついた変な奴がいるから大丈夫だろ、なんて言ってた。
 冗談じゃない。僕にだってメンツがある。大事に親父さんが育てた娘をそんな変な男に渡してなるものか。
 なんにせよ、この写真は額にでも入れて飾っておこう。あの人たちが来たときに見せるために

「時に、里には戻ったりしないのかい?」
「だれが、もう関係ないしな。」

 まいったなぁ、この店の問屋さんにどんな顔すればいいんだろう。
 ちなみにこの記念写真を撮ったカメラは、倍の高値で天狗に売ったとか。




うっわ~恥ずかし
言ってると自分が恥ずかしくなるからこれ以上言わない
写真ってのは幼い魔理沙を抱っこする霖之助の写真のこと
とりあえず何にもないよりはましだろうと思って…
うん、次は根暗なのを書こう
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